「さをり織り」に参加されている方(入居者)は様々です。
自分らしく過ごすために参加する。自分が好きな色合いで、いつもそばにあるといいと思える物を作りたいから参加する。1時間ほど職員と一緒に反物を織っていますが、いつも笑い声が絶えません。とても楽しいひとときです。
「さをり」が形になり手元に届くと、やり遂げた満足感があり喜びにもなります。
自由に好き好きに織った作品は、世界に一つだけの自分の物になるのです。
創設者の城みさを(1913年、大阪生まれ)が織り機を自作したところから始まります。「さをり」は規制がありません。心趣くまま自由に織る。織りの中に自分を表すのが真髄。老若男女、障害の有無、また国境を超えて、全ての人が平等に楽しむ事ができる手織りのプログラムです。