社会福祉法人 真正会

真正会について

今期経営方針

2021年度 社会福祉法人真正会 方針

昨年度は、新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、新たな生活様式を模索し感染防止・拡大阻止への対策に追われ、計画遂行の変更も余儀なくされました。今年度も、感染症拡大予防と対策を継続しつつ「かすみケアグループ」の事業継続を推進していくことが求められ、各法人間の協働はもとより地域包括ケアの拠点としての更なる機能拡大が大きな目標となります。

今年のテーマは「ほほえみが つなぐ心に ともしびを」を掲げました。今の社会情勢の中でとても心を打つ、一年間掲げていくに相応しい言葉です。マスクをしていることが日常になりましたが、たとえマスクをしていても、ほほえみで伝えられる「ともしび」を「輝き」につなげられるようにスタッフ一同チーム力を発揮していきます。

更に、設立50周年に向けた中長期計画「Plan50」の目標でもある、各種プロジェクトの共同運営、法人間の積極的な人事交流や異動等も活発に行っていきます。

地域共生社会の実現に向けて、これまで以上に医療介護にとどまらない町づくりをかすみケアグループとしても本格化させ、地域ニーズに応えるた めに一歩を踏み出す勇気をもって、今年度以下の目標を掲げ達成のための計画的・創造的な活動をしていきます。

  1. 社会福祉法人としての本来の使命である地域に根差した社会貢献活動を行う
  2. 安定した経営を継続していくために、介護報酬改定を見据えた事業展開を行う
  3. 地域のニーズを把握し、新たな事業展開を検討していく
  4. 職員の確保・定着を目指して、働き方改革を推進し、魅力ある職場環境を整備する
  5. スタッフ一人ひとりの自己研鑽を推奨し、研修・学会等に積極的に参加する
  6. ICTを活用し、グループ全体の情報共有をすることにより業務の効率化を図る
  7. 各事業所における建物、設備のメンテナンスについて資金計画を立てて順次行う
  8. 災害と感染症に強い法人を目指し、事業継続計画(BCP)の早期作成を行う

中・長期計画「plan 50」

かすみケアグループとして、今まで以上に一体化した取組みを実践します。各々の単年度計画がお互いにリンクするだけでなく、中長期の計画を同じ目標の上に成り立つように設定します。グループの一本化、各種プロジェクトの共同運営、法人間の積極的な人事交流や異動などを通して、単年度では達成できないことを、三法人が一つになって挑戦する体制を作っていきます。

2023年は、私たちの出発点である法人が設立された1972年から50周年を迎える年です。通過点ではありますが、50周年に向けてかすみケアグループとして幾つかの計画を成し遂げたいと思います。

できる限りスピーディーにグループが一体的な計画を立案しそして実行します。各法人の特色を最大限に活かす形で、お互いが尊重し合えるような体制や運営ができるように、多くの日常を共有できるような意識や工夫を全てのスタッフで実行します。職種や法人の枠を超えて素晴らしいチーム作りや「仲間」になる喜びを日常の中に実現し、50周年が単なる記念で終わることのないように、しっかりした足跡を残していきます。

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